任意売却をしたいときは誰に相談すべき?
債権者である金融機関との調整も必要になる任意売却は、ノウハウを持った人に頼むのが一番です。任意売却を専門とした不動産会社か、任意売却を担当したことのある弁護士、司法書士を頼りましょう。
任意売却の相談先を探すときのポイント
任意売却の実績が多い
実績が多いことはそれだけの具体的事例に遭遇しており、対処するノウハウを持っていることを証明してくれます。
売却後のことも考えてくれる
任意売却の後、残った債務の支払い方法まで含めて考えてくれるところを探しましょう。
通いやすい位置に事務所を構えている
相談や手続きなどで通う必要があるため、自宅や勤務先の周辺など通いやすい所から選ぶのも重要です。
メールや電話の対応がしっかりしている
対面の時だけでなくメールや電話である程度いつでもフォローしてもらえる体制を作ってもらえると安心できます。
自分の利益をしっかりと守ってくれる
銀行の立場の専門家に相談しても、債権者の利益を守ることが優先になります。自分の利益を守ってくれる専門家を見つけて選びましょう。
持っている家を売りたいと考えたら

お手持ちの不動産の売却を考えられた際に、任意売却という方法があります。これは、住宅ローンを半年以上滞納し、債権回収会社や保証会社に権利が移ったのちに売却をするという方法です。競売でのデメリットを考えると任意売却をされる方が多いというのが実情です。
競売は、差し押さえ

差し押さえられてしまい、無理矢理強制で売却させられるよりも、ご自身の権利を確保することができる任意売却の方法を選ぶことが多いです。居直るよりも、まず、冷静になってみて自分の権利を確保できる方法について考える必要があります。これは、住宅ローン滞納を前提とした売却方法のため、滞納ではない場合は、通常売却を考えられることがおすすめになります。競売より、市場価格に近い金額で売却できる可能性があるので、任意売却がローン滞納の際はお勧めなのです。